理学療法士のお仕事体験談をご紹介しようという当サイト。
リハビリテーションの現場ではたくさんの人が働いており、理学療法士も数多く活躍しています。
今回はまず1人目の理学療法士の方のお仕事体験談を見ていきましょう。
30代男性の理学療法士の体験談
デイケアについて
皆さんは、「デイケア」というものをご存知でしょうか。デイケアというのはリハビリテーションの一つの形態であり、簡潔に言うとリハビリ施設に入っていない人に対してリハビリテーションを行っていくものになります。
私は理学療法士として、そのデイケアで5年近く働いています。
職場は老人保健施設と同じ建物で、そちらに入所している人にリハビリを施すこともあります。内容としては、認知症の人に対してのリハビリテーションや、脳の疾患によって手や足に麻痺が残ってしまっている人へのケアなどがあります。
デイケアのやりがい
デイケアの場合、病院など医療機関でのリハビリテーションとは違って、一人ひとりの方に継続的にリハビリテーションを行なっていきます。私は一時的なものよりも継続的に長期間行うリハビリテーションの方が良いと思っていて、長期間で身体機能の回復や維持を目的にできることに大きなやりがいを感じています。
一人ひとりの方に長く関わることで絆を深めることもできるし、それぞれの人から感謝の言葉がもらえるのは、仕事の原動力になるこの上ない喜びです。
待遇について
比較的良い待遇で働いていると思います。出勤はシフト制なので休みも不定ですが、規定の日数の休日はしっかり取れるので休息もちゃんと出来ています。
給料も30万円近くもらっているので、十分満足しています。生活に加えて趣味を楽しむ余裕もあるので、待遇面での不満は今のところありません。
まとめ
こちらの理学療法士の方は、リハビリテーションの中でもデイケアという部門で働いているようですね。
デイケアは利用者の方と長期間関わるという点で病院などのリハビリとは違っていて、そこにやりがいがあるようです。
漠然と理学療法士を目指すのではなく、どのような形で働きたいのか、どのようなリハビリテーションを行いたいのかということも、就職先を決める際のポイントになりそうです。